便秘の原因

便秘に悩んでいる人の多くは、実はその原因を理解できていません。なので、間違った対策を行ってしまい、便秘の解消につながらず、結局「薬で便を出すだけ」の対策になってしまいがちです。

それでも便が出るのなら、出ないよりは良い事なのですが、これには落とし穴が。

人間のカラダには薬に対する耐性がついてしまう=継続して使用する事で、徐々に薬が効かなくなるといった問題が生じます。

しかし、それでも何とか便を出すために、薬の量が増える。しかし又耐性が強くなり、どんなに薬の量を増やしても全く効果が得られなくなる。こんな悪循環にすら陥ってしまう事があるのです。

その結果、薬の種類を変えてみる・浣腸を試みるなど、もうカオスな状態。

可能ならば、そうなる前に、便秘の根本的な原因を導き出して、解決を計るのがベストな選択なのです。

そこで今回は、便秘の原因となる生活習慣などについてご紹介します。当てはまるものがあるかどうか、チェックして、ご自身の便秘の原因を突きとめてみましょう。

【私の場合はどれ?便秘の原因について①】

≪便意のガマンになれてしまった≫

仕事でトイレを我慢しなければいけない。それを繰り返す内に、便意を感じる事すらなくなった。排便リズムが慢性的に乱れていて、便秘が習慣化してしまった。

もし、このケースに該当するならば、少し早起きの習慣を身に着けてみましょう。仕事中に便意を感じないようにするために、朝の内に排便を済ませておくのです。

そのためには、普段よりも早めに起床して、しっかりと朝食を食べましょう。そして、腸を刺激して、排便を促す習慣を身につけましょう。

≪女性ホルモンの影響≫

女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。便秘を招くのは黄体ホルモンです。

この黄体ホルモンは、妊娠を安全に継続するサポートをする役割を担っているのですが、妊娠を安全に継続する大切な条件の一つに、「流産を防ぐ」といった役割があります。そのためには、黄体ホルモンが胃腸の活動を抑制する場合があるのです。

こうして黄体ホルモンによって働きを抑制された胃腸は、便の生産・排出が滞ってしまい、便秘に発展してしまう事があるのです。

妊娠中に便秘になる人が多いのはこの黄体ホルモンが影響しているせいなのです。あるいは、妊娠していないカラダであっても、生理前後にはどうしても黄体ホルモンの活動が活発になりますので、生理前後に便秘が多いのも、この黄体ホルモンの影響だと考えられるのです。

黄体ホルモンが原因で便秘になっているの場合には、根本的な改善は困難です。なにせ、ホルモンの活動を抑制するわけにも行きませんから。

しかし、黄体ホルモンの活動が活発な間だけの対策で解決するため、その期間だけ便秘薬を活用する・水分や食物繊維を多めにとって、便の排出を助けるなどの工夫を行いましょう。

≪冷えが招く便秘≫

男性に比べて筋肉量の少ない女性は、体内で熱を作り出す能力に劣るため、冷え性になりやすいのです。

また、ファッションを楽しむために冬でも薄着で過ごす、オシャレな洋服に身を包むための締め付け感がキツイ下着を着用する、過激なダイエットを実践するなど、冷えにつながる生活習慣を送っている事が少なくありません。

それが原因で、慢性的に体が冷えた状態になり、その影響が内臓にまで及び、消化器官の活動が低下して、結果便秘につながっているという訳なのです。

この場合、季節にかかわらず洋服やカイロなどでカラダの冷えを防ぐ、下着はできる限り締め付け感がない物を選択する、常にはおり物を携帯してカラダを冷やさないなどの工夫をしましょう。

出典:腸内フローラのサイト

≪生活習慣の乱れ≫

夜更かし・運動不足・深夜の飲食などが原因で、カラダが慢性的なストレスにさらされている場合、自律神経のバランスを崩します。自律神経は排便のコントロールを担っていますので、自律神経の乱れ=便秘へとつながることも珍しくありません。

規則正しい生活習慣を身に着け、ストレスの蓄積しにくいカラダ作りを心がける等を行えば、便秘の改善につながる可能性が高くなります。

≪食生活の乱れ≫

食生活の乱れとは、食事の時間が定まっていない・ファーストフードやインスタントが多い・偏食が多い・過激なダイエットをしているなど。

こういった問題がある食生活を送っている場合にも、便秘の原因となり得ます。そもそも、主に便となるものは「体内に吸収されなかった食べ物の廃棄部分」ですので、食べる量自体が少なかったり、野菜などの食物繊維の摂取が少ない場合、便の元となる廃棄部分が少ないため、便自体の量が少なくなります。

それが原因で、便のカタマリが形成されず、小さな便が腸内に点在する形となり、便意を感じない=便秘を招く原因となってしまうのです。

≪自律神経の乱れ≫

自律神経とは、交感神経と副交感神経という2種類の神経がバランスよく働く事で保たれていて、腸の運動をコントロールしている・体温調整・心臓や内臓の働きをコントロールする・呼吸のコントロールなどを行っています。

カラダが緊張状態にある場合には、交感神経が優位に働いていて、血管収縮・発汗促進などが活発に働いてしまいます。

一方、睡眠や休息時など、カラダがリラックスしている状態にある場合には、副交感神経が優位に働いています。血管は広がり、カラダ中に必要な栄養成分や酸素などが活発に運ばれ、カラダを成長させたり、疲れを癒してくれるのが副交感神経の働きです。

しかし、何らかの原因でこの働きに乱れが生じれば、腸の運動のコントロールにも乱れが生じ、便秘につながる場合があります。

【まとめ】

便秘の原因となる6つの要因についてご紹介して参りました。一言で便秘といっても、その要因は様々です。自分の原因はどれなのか?まずは正しく理解してみましょう。そして正しい方法で対処すれば、便秘はおのずと解決できるのです。

そのためには、まず自分が置かれた状態を正しく判断できるよう、しっかりと観察を行いましょう。

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